新人教育が整っている施設で働くために確認すべきポイント

実際に行っている新人教育の内容をチェック!

具体的に行われている介護の現場の新人教育についてご紹介します。身体介助などの技術的なものばかりではなく、理念や方針、そしてマナーや接遇など幅広いことを教育しています。

失敗しないために確認しておくことは?

職場選びに後悔しないようチェック!

希望の条件を明確に

希望の条件を明確に

介護が好きだ!という純粋な理由から介護職に就いたとしても、ライフスタイルに合っていなければ続けることが難しくなってしまいますよね。特に介護の施設は夜勤があるところもありますから、働く条件は非常に重要!そして生活をするために必要な給与も考えなければなりませんし、休日数なども自分に合うかどうか判断する必要があります。職場選びに失敗しないよう、まずは希望の条件を明確にして、自分の希望する働き方ができるかどうかしっかり確認しておきましょう。

理念や方針も重要

施設を運営している事業所によって理念や方針は大きく違います。パンフレットや事業所のホームページなどに記載されている情報なので、事前にしっかりと調べた上で職場選びをしていきましょう。地域での取り組みを行っている事業所であれば、第三者からの評価やユーザーの評価が集まっていることもあるはずです。

教育への取り組みをみる

職場選びで失敗しないために最も注意しておきたいのがこのポイント!教育への力の入れ具合を確かめるための判断基準です。具体的にどのような研修があり、どれくらいの日数を教育期間として設定しているのかをチェックしましょう。研修の内容が抽象的ではなく、具体的であること。そして日数が長めに設定されている場合は、比較的教育に力を入れていると考えてOKです。
また、介護福祉士の割合も教育への取り組みが透けて見えることがあります。介護福祉士は国家資格ですが、その取得ルートのひとつに、実務経験を積み研修を受けて取得する方法があります。教育に力を入れている職場であれば、必然と介護福祉士の割合が高くなるので、50%を基準に判断してみてください。
そして施設を見学した際にもチェックすべきポイントがあります。働いている職員たちが目を見て挨拶をしているかどうか。食事介助や排泄介助などの身体介助を行っている職員が、利用者さんにどういった声かけをしており、その言葉遣いや接し方が丁寧かどうかを確認します。少し雑に感じる職員が多いと感じるようであれば、もしかしたら教育がそこまで行き届いていない可能性があります。そして職員同士のコミュニケーションも観察してみましょう。個人個人で独立して仕事を進めている場合と、声を掛け合って業務を行っているかで教育への力の入れ具合を確認することができます。基本的に教育はコミュニケーションが大切ですから、教育環境が整っている職場ではコミュニケーションが活発なことが多いです。

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一緒に働いていくために
一緒に働いていくために

新人教育を乗り越えるためには、新人も教育係もお互いのことを理解する必要があります。今後、介護職として一緒に働いていくために、相手のことを理解するよう努めましょう。