新人教育は一緒になって乗り越える

実際に行っている新人教育の内容をチェック!

具体的に行われている介護の現場の新人教育についてご紹介します。身体介助などの技術的なものばかりではなく、理念や方針、そしてマナーや接遇など幅広いことを教育しています。

一緒に働いていくために

お互いのことを理解しよう

新人は期待されている

新人は期待されている

介護業界は人手不足が問題になっている業界ですから、どの介護施設でも新人は貴重な存在です。先輩たちからすれば、人手不足でいっぱいいっぱいの状態を救ってくれる救世主のような存在になって欲しいわけです。そのため、新人には少しでも早く即戦力となってくれることに期待されています。
また、同じ施設で長く働いていると、どうしても日々の業務がルーティン化してしまいます。長く働いている先輩たちでも完璧ではなく、むしろ今やっていることが正しい方法なのか、もっと効率的なやり方はないのかなどを模索しています。その点で、まだルーティン化されていない新人から、新しい視点での意見が欲しいという期待もされていますよ!
だからこそ、教育係からの厳しい意見なども、すべては期待されているからと考えることが大切です。時には「自分のことが嫌いなのかな」と悩んでしまうこともあるかもしれませんが、そんなことはありません。優秀な人材として育って欲しい!日々の業務を助けて欲しい!新しいやり方を見つけて欲しい!そんな心の声も聞くと、注意された時に落ち込みすぎずに前を向けるはずです。

先輩とのコミュニケーションの取り方

新人の頃には積極的にコミュニケーションを取ることが本当に大事です!先輩の視点から考えても、積極的に質問をする人や、コミュニケーションを取ろうとする姿勢を持っている新人に対して悪い気はしないものです。しかし、それには質問をするマナーと聞くマナーが必要です。コミュニケーションスキルを学ぶのであればこの本がとても参考になりますよ!

新人への配慮を考えて

経験を積んで仕事ができるようになってくると、どうしても最初のできなかった頃の気持ちが薄れてしまいますよね。今思えばとても簡単なことなのに、できなかったことというのは少なからずあるはずです。しかし、教育係で指導をしているとどうしても「簡単なことなのに」と思ってしまい、新人への配慮が欠けてしまうことがあります。簡単なことなのにできていないと思っていることが伝わると、新人は「自分はできない人」と思い込んでしまいます。そうなるとますますできない気持ちから負のループに入ってしまうので、誰でも最初はできないから始まっていることを、改めて思い出してみてくださいね。
また、新人の頃には仕事を覚えるだけではなく、新卒であれば社会人としての振る舞いや自覚を持つこと、中途採用の人でも職場に適応することなど様々なやることがあります。教育係の人は仕事を教えることだけを考えがちになってしまうので、まずは人間関係を築いて職場に慣れさせてあげる配慮も大切です。

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一緒に働いていくために
一緒に働いていくために

新人教育を乗り越えるためには、新人も教育係もお互いのことを理解する必要があります。今後、介護職として一緒に働いていくために、相手のことを理解するよう努めましょう。